富山ハイキングクラブ 自主企画
池ノ山 1368m 飛騨市(旧神岡町)富山市(旧大山町)
2005年4月10日(日) 晴後薄曇
参加者
L波間 SL菅田、粟田、土地、柴田(健)
記 録 (柴田)
神通川第2ダム7:05 東茂住林道車止め40〜45 林道取り付き登り口8:10 大津山集落廃村跡9:15
大津山頂上(990m)10:25 1205mP11:20 県境稜線12:00 池の山手前コブ12:30〜55(昼食)
池の山13:00〜10 鞍部13:25 1205mP13:45 大津集落跡14:30 登り口15:35 神通川第2ダム16:10(解散)
撮影コメント:柴田
池ノ山はスーパーカミオカンデの山、そして、富山と岐阜の県境の山。
聞いただけでも夢をかきたてられる。誘いにのらぬ手はない。東茂住か
ら林道を少し進み、車を捨てて稜線に取り付く。しばらく行くと残雪の歩
行がはじまる。雪はゆるんでいるがつぼ足で十分。用意したカンジキは
ザックに終始くくりつけたまま。
雪上ハイクのはじまり 本日唯一の難所か? 雪の下の廃屋

ここは鉱山の集落跡の大津山があることでも知られている。熊も多い
と聞いた。ブナの見事な林の中で、餌も豊富で熊の楽園なのだろうと勝
手に推測をめぐらす。「聖域」を侵す非礼をわびつつ、バクチク、ホイッス
ル、「二人のでっかい地声」で、しばし、熊の諸君に「蟄居」を願いながら
進むが、時折、目にする足跡に肝を冷やす。
ぶなの斜面をひたすら 熊の足跡に肝を冷やす 夢のあと、バケットとワイヤー

鉱石を運んだバケットが放置され、「夢のあと」を忍ばせ、廃墟と化した
集落跡とともに哀れをさそう。やがて、こんなすごいブナ林は見たことがな
いとの感嘆の声と共に、県境の稜線にでる。横岳や東笠、西笠がくっきり
姿を見せる。頂上まではなだらかな道が一時間ほど続く。
ブナの大木に強風を避ける 県境稜線手前の見事なブナ林 山頂への最後の登り

やがて、最後の短い登りで、あっけなく頂上に着く。下山はできるだけ、
ショートカットを選び、ひたすら下る。取り付き口近くの林道脇ではカタクリ
の花が一輪、無事下山を祝ってくれた。‘Spring has come!’を実感。
頂上で、背後は横岳 ショートカット

コースは安全で、危険な箇所もなく、終始、ブナ林の中の素晴らしい雪上
ハイキングだった。来年は「会企画」にしてできるだけ多くの会員に楽しん
でもらったらよいのではと話し合い帰途につく。
熊さん、どいて!ホイッスルを力いっぱい 戦いすんで、春の気配の中を カタクリの出迎えでしめくくり

おわり.