富山ハイキングクラブ (会企画)

3000米超峰白峰三山、秋の縦走

北岳(3192m)間の岳(3189m)農鳥岳(3026m)

2004年9月18日 ()〜20日(

《参加者 12名》
 L池内、SL波間、Ma小林、東、太田、木谷、小川、橘川、浅野(弘)、田村(紀)、川口、土地

記録:浅野
18日(土)くもり後小雨
 事務所4:00→奈良田9:15〜9:30→タクシーで広河原着10:15〜10:30→白根御池小屋13:05〜13:15→肩の小屋15:45
19日()強風、小雨 
 肩の小屋5:50→北岳頂上6:30〜6:40→吊尾根分岐7:00→八本歯のコルへの分岐7:10→北岳小屋7:45〜8:10(コーヒータイム)→
 中白根山8:50〜9:00→間ノ岳10:00〜10:10→農鳥小屋11:10〜11:40(昼食)→農鳥岳13:20〜13:40→大門沢下降点14:15→
 大門沢小屋17:10(先行隊16:10)

20日() くもり時々晴れ
 大門沢小屋6:40→大1吊橋8:30→林道9:00→途中きのこ汁 →第3堰堤9:30 →奈良田10:10(入浴)〜11:40→昼食(そば)タイム→事務所18:05

撮影コメント:小川



冨山から南アルプスへのアプローチは長く、加えて奈良田〜広川原間の林道に通行可能時間帯(4:00〜10:00)がある。
これに間に合うべく朝立ちは早い。ギリギリの出発は、悲喜こもごも、間に合った人合わなかった人。

 広河原登山口                              樹林帯を往く

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         水 場
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 ジャンボの予約で奈良田の林道ゲートは漸くセーフ、広河原では
 雲の動きが早く、北岳は見え隠れする。
 広河原山荘傍の登山口からは樹林帯尾根の急登、無駄なく高度
 を稼ぐ。早い到着で当初予定の白根御池小屋での投宿を取止め
 にして、肩口小屋に泊り北岳に向かう事に、計画変更する。


 この臨機応変が、第2日以降の日程に時間的余裕を与え、
 1)吹き上げる小雨と猛烈な強風を凌ぎつつ、細尾根と切り立つ
 岩壁をトラバース(→北岳山荘→北岳→間の岳)する第2日、
 そして2)森林浴を楽しむ(大門沢小屋→奈良田)第3日の硬軟を、
 わけ隔てなくハッピーエンドにしている。





御池からの急登斜面を草スベリとは良く言ったもので、低山木と草付きに掴まりながら、見る見る内に高度を稼ぐ。
パラリパラリの滴雨がちょうど涼しい。
        
草スベリの標識                  白根御池、バックに鳳凰三山が見え隠れ

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小太郎尾根も順調だったが、小屋までもう一息のところで、叩きつける雨と風が、先を急がせた。
肩口小屋は、お互いの肩が擦れ合って、まどろむ暇がない。
北アルプスの整った小屋に慣れた者には、白峰三山の小屋は、設備ともども、今昔ゆかしい限りだ。
白根御池小屋及び北岳山荘は、ともに6月からおおよそ1年半の工期で新築工事中、完成の暁に期待する。
第2日は小雨ながら、稜線に出ると強い風、峰々は雲隠れ、時として、瞬間風速、20〜25mほどの突風に、
岩に隠れ、姿勢を低くして歩を止める。一人二人とザックカバーが外れる。
三枚重ねの上に、雨具を装着しても寒いと感ずる。手がかじかんでボタンのかけ締めがままならぬ。
     
強風に困惑                         絶壁のトラバース 北岳小屋に向けて

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    中白根山で
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高齢の吾人は、青ざめ、疲れの為か数歩ごとに立ち止まっている。ストックを前につきだすから前かがみになる。
ストックを体の傍、気持ち横に出すように薦める。間の岳近くで復調、血の色が戻っている。
女性は、「もうだめだ」からが骨頂、辛抱強い。


絶壁のトラバースはスリル、燃える草紅葉に和む。ナナカマドの紅葉は、枯れが目立ち鮮やかさはない。
                              
草 紅 葉

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  農鳥岳に向けて                       農鳥岳で
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   大門沢降下点(広河内岳との分岐)              紅葉 降下点を下りる辺り
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                             大門沢の源流
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広河原岳を過ぎると天気も小康、稜線にも雲間、大門沢を下りる頃は、冨士山も霞んでいる。
元気な二人が大門沢小屋の確保に早駆けする。小屋に着いて、生ビール、終わり良ければ総て良し、山談義がはずむ。
第3日は穏やか、森林浴と茸を楽しむ。
            
ブナハリタケ                      第2の吊橋

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                              沢山なお土産に勝手連はニコニコ ヒラタケ(左)とニカワタケ
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白峰三山はアプローチが長いが、麓に手頃、郷愁のある民宿もある。これを利用すれば、筆者のような昼行灯にも
味のある旅が出来そうだ。花の時季に試みたい。                                  おわり.