富山ハイキングクラブ (自主企画)

瘤杉山 (1353.2m宇奈月) 2万5千分1図  「黒薙温泉」
<満開のシャクナゲ群生を押し分けて、標高差1000mの急傾斜薮漕ぎ>

2005年5月16日(月) 晴れ

メンバー
 L波間、小川 

コースタイム
 上市町役場6:25→宇奈月駅発7:32→黒薙駅着7:55→発(標高328m)8:00→送電線鉄塔8:10→大岩(高度計で1000m)
 9:00→瘤杉山(三角点)13:08〜13:30→標高1182mで尾根選択14:46〜15:07→大岩への尾根選択16:29〜16:36
 (1000m附近)→大岩16:36→杉林(870m)16:46→森林管理道(555m)17:41→鉄塔17:54→黒薙駅着18:00→
 同発(終電)18:17→宇奈月18:40
撮影&コメント:小川



 線路をまたいで、黒薙温泉への道を数十メートル進み、監視道で鉄塔へ、そこから薮に取り付く。杉林を雑木や間伐
された杉につかまりながら、高み高みと進めるがかなり急登だ。木々の間に先人が張ったテープはちじれに朽ちて散ら
ばっている。帰路を確保する為に、要所に赤いペナントを雑木に巻く。
 杉林が終わるとブナ林、新緑に和むが手探りの急登は続く。黒部川を挟んで南に越中駒―ウドの頭―毛勝と続く雪の
稜線が映える。東方は清水岳への稜線であろうか。

      ブナの新緑                      毛勝への稜線                 清水岳稜線
kobusug2502.jpg kobusug2508.jpg kobusug2509.jpg

 標高1000m辺りでは岩壁が立ちはだかる。ここは、足場を慎重に確保し、雑木や岩のつかみどころを探りながら通過する。
帰路はザイルを使うべきかも知れない。
 うるさい薮漕ぎ、傾斜はきつい。おびただしいシャクナゲの群生が頂上まで続く。満開の花をくぐりぬけ、シャクナゲに掴まり
ながらの行進、ところどころ、稜線から数米下に僅かな雪渓を残すが、凍結していて滑りやすく稜線に戻るのが大変、たいした
時間稼ぎにはならない。

                 雪渓、稜線に戻るのが大変
               kobusug2539.jpg

                     シ ャ ク ナ ゲ は 1000mを越えると至るところ満開
kobusug2505.jpg kobusug2510.jpg kobusug2516.jpg

 1100mを越えた辺りからは、幾度か杉の大木、瘤杉を回り込む。そのほこらは、熊の宿か、糞の生々しさにも出くわす。
GPSで確認しながら進んで、先端が尖った稜線傍の枯れ杉、間もなく稜線先端の高み、小広場に三角点が現れている。


    シャクナゲを掻き分けて進む         瘤杉にもシャクナゲ                 三角点
kobusug2527.jpg kobusug2523.jpg kobusug2529.jpg

 帰路は、コースの見極めに殊のほか費やす。黒薙川や谷に鋭く落ちる支尾根が多く、類似の支尾根を、数十米登り返すこと、
数度に及んでいる。1000米辺りが迷い易い。 往路5時間に対して、復路4時間半は、急傾斜の薮漕ぎとこれを物語る。
トロッコの終電に辛うじて間に合う。
 今回は下見を兼ねて挑んだが、少なくともこの時期の登攀は、とやまHC一般にはお奨めできない。水場は、全くない。
仮泊の用意、ザイルの準備、経験者の同行が必要だ。                                       以上