富山ハイキングクラブ (自主企画)
駒ヶ岳への新しい道、尾の沼登山道を下る
ダテカンバ→ミズナラ→白樺豊かな樹林帯
北駒ヶ岳(1914m)から宇奈月ダム
2004年10月2日 (土)
《参加者 70名》
小川もその一人
記録、撮影&コメント 小川
2日(土)くもり後小雨
宇奈月ダム(栃の湯駐車場)6:・20→マイクロバスで烏帽子尾根登山口7:15→宇奈月尾根道との分岐8:10→前僧ヶ岳との分岐8:15→仏ヶ原8:55→
僧ヶ岳9:10〜9:20→北尾根(尾の沼登山道)分岐10:00→北駒ヶ岳10:05→駒ヶ岳10:35〜10:50→北駒ヶ岳11:15→分岐11:20→
索道の残骸(1800m附近)11:50→池塘(1670m附近)12:15→昼食(1600m附近)12:30〜12:45→1200m附近13:25→登山口14:55→
仮橋で尾沼谷を渡渉して左岸→1〜2分で車道(遊歩道)末端15:00→栃の湯15:10→駐車場15:15
撮影コメント:小川
尾沼登山道は、ブナクラ峠修復グループが宇奈月町制50周年記念に向けて、3年越しで切り開いた
北駒ヶ岳北尾根から宇奈月ダム栃の湯に下りる標高差1400mの登山道だ。
町制50周年記念登山会には、百数十名の応募があり、選考して70名に絞ったそうだ。2日のその登山会、
話は短い方がいいというが、まことに簡単な町長挨拶と宇奈月方面遭難対策協隊長(県警)のこれまた簡素な
注意があって、烏帽子登山口に着くやいなや、先頭が駆け出した。
ハイペース、先頭グループは、10時過ぎに行われた駒ヶ岳の新しい標識の除幕式に駆込んでいる。
幻想的な山、右から3番目が突坂山、栃の湯駐車場で 挨拶する町長

10月2日とある真新しい標識

僧ヶ岳までは、黒部川流域、尾沼登山道、毛勝及び駒ヶ岳への全貌を
見渡せたが、鞍部を過ぎては、忽ちガスがかかり、北駒、駒、毛勝が
見え隠れする。尾沼登山道分岐では、雲行きが怪しく、ほぼ30名だけが
駒に赴いている。頂上ではお神酒が振舞われ、たいそうな賑わいの内に
退散した。
仏ヶ原で僧ヶ岳に向かう隊列 尾沼登山のある北駒北尾根 右奥は駒、そのすぐ手前は北駒

宇奈月ダムに下りる北尾根

尾沼登山道、標高1800m附近に索道の残骸があり、
戦時昭和19〜20年ころまでのモリブデン鉱山のありかが
忍ばれる。
この附近までは、麓から旧道があったようで(水口氏)、道は
しっかり踏み込まれていた。北駒分岐からこの地点までは、
切り株も新しく、木の細根が残るフカフカした広い道、軽快に
下る。急なところに張られたロープも真新しい。
水口氏らが登山道切開きの基地にしたであろう平らなこの
地点には、黄色いテントが張られていた。
フカフカした広い道 ロープも真新しく

索道の残骸 白樺の樹林:1650m附近

1800m附近は、ダテカンバの樹林、続いてミズナラ、ナナカマドとブナの混林、そして1650m附近の
白樺の樹林帯の森林浴を楽しむ。
普通の登山道から見れば、急勾配の筈だが、1600m附近までは歩数の割には、高度が下がらない。
標高1600を過ぎると、木の根が入組んだ滑り易い細尾根、角石の起伏、そして、900位まで急降下する。
ここまでは、毛勝・西北尾根の勾配急を連想させる。それ以降は、尾沼谷のせせらぎがこだまする
ジグザグの里山道だ。仮橋を渡り左岸に移ると、この道を開いたブナクラ峠修復グループ代表、水口武彬さん
が「ありがとう。またいらっしゃい。」と暖かく迎えて呉れた。
渡渉点 水口武彬代表(右)とその同僚

栃の湯から取水口までは、コンクリート舗装の作業道兼遊歩道(約500米強)が敷かれ、その終末から尾沼谷
の岩礫を20〜30米伝うと、渡渉点、右岸に赤ペンキの→や○、これらが目印だ。登山口の標識はないが、
間もなくジグザグ道が登っている。
この尾沼登山道は、僧ヶ岳―北駒―駒を宇奈月から周遊するに、樹林豊かな素晴らしい森林浴コースだが、
総じて当会の中〜上級者向きと見立てたい。 以上.