富山ハイキングクラブ (自主企画)
空沢山 (1420m、糸魚川市)
2006年4月4日(火) 快晴
L小川、SL波間、仲井、川口、浅野(弘) 5名
コースタイム(仲井、波間、小川)
滑川IC6:00→糸魚川IC6:40→笹倉温泉(460m)を壷足で発7:40→火打山川を渡橋して左岸林道7:55→カンジキ装着(610m)8:30→
九十九林道頂部ショートカット、キックステップ、ピッケルで急登(35度程度)→892m峰で山座同定(新田山、昼闇山、妙高、焼山、鉾ヶ岳、放山、空沢山、火打など)
9:50〜10:00→火打山川スノーブリッジ10:35〜50→目前の尾根急登→1000mから勾配緩むが寒風強し→1035m11:05→頂上、
付近にポケットあり風除けとする12:27〜13:03→雪がザクザクに緩む→スノーブリッジ13:45→892m峰14:10→渡橋15:25→
笹倉温泉15:30〜1620で癒して帰途
撮影&コメント(小川)
昨年は、この時季に新田山に登っている。そこから眺める焼山へ続く稜線も素晴らしかったが、
深い谷や川、ガレを隔てて対峙する放山−空沢山―火打山の銀嶺も胸を熱くした。
今回挑戦するコースは、 笹倉温泉から最短で空沢山だが、この時期では、雪解けで増水する
火打山川の渡渉に不安が残る。能生町のシャルマン火打スキー場のリフトで頂部の1019峰、
ここから尾根沿いに放山を経由すれば、放山からの距離は長いが、確実に登頂できるのだから、
メンバーの道ずれに直前まで悶々とした。
滑川ICに集まると、「渡渉できなくてもともと・・」と全員が強力な後押し。
パーティは、「一緒に登る」スタンスを全員で共有することで成り立つ(岩崎元郎、登山不適格者、NHK出版)。
こうなれば、わがパーティは強い。「18豪雪」も災い転じて福となすであろうと、火打山川の
スノーブリッジに賭けることにする。
あったぁ!夢の架け橋 復路で

笹倉温泉を過ぎて間もなくゴーゴーと流れる火打山川右岸から取り付き、コンクリート橋で
左岸に渡り杉林を手始めにショットカットする。九十九折林道の極めつけ、くねくねする頂部林道は、
左右両端が雪で切れ落ちているからショートカット直登せざるを得ない。
復路が思いやられるこのコース随一の急勾配は、ピッケルを利かしながらキックステップで一気に
駆け上がる。序に、892m峰を、林道沿いに迂回せず、直登してトップヒルでの山座同定を楽しむ。
開けた台地に降りてほとばしる火打山川を上流に沿うと一箇所スノーブリッジがあるではないか!
これは正に夢の架け橋、右岸に渡ると、眼前に丁度登りたい銀の主尾根が空沢山頂上に向かっていた。
水量多い火打山川を渡橋 ブリッジを笑みで渡る 眼前は急斜、行く手の主尾根を読図 ブリッジを渡って

はじめは心臓破りだが、1000m付近から勾配は緩む。寒風に着込みを重ねながら、たかみへと進む。
途中、ブナやダテカンバの疎林と360度の眺望が素晴らしい。焼山が迫る。
ブナ疎林をたかみへ 頂上も近い、ダテカンバ・ブナ疎林を往く 迫る焼山

頂上付近に陽の当たる緑の窪地(ポケット)があって、眺望絶佳の桃源郷を楽しむ。
阿弥陀山
左が南峰、中央が北峰(本峰) 右端は烏帽子岳 焼山 頂上 火打山 頂上

空沢山の頂上で

復路は、雪が緩み、熟女の帰巣本能のままに、892mまでは一挙に賭け下る。九十九林道の急斜は、
トラバースして勾配を緩め、ピッケルで凌ぐ。笹倉温泉の広い露天で寛ぐ。ビールがうまい。
すべて世はこともなし。