富山ハイキングクラブ(自主企画)
名剣山 1906m [地図:二万五千 欅平]
★辻野さん・中田さん「越中百山」達成山行★
「越中の百山」は県高体連山岳部が選定し昭和48年に北日本新聞社から発行され、北アルプスの有名な山は除いて
700m以上のふるさとの山が取り上げられている。(実際は百二十三座の山がある)
2004年5月22日(土)〜23日(日)
メンバー(3名)
L辻野、SL中田(ミ)、盛安
記録(盛安) ルート図→
2004年5月22日(土)
欅平12:50〜14:00祖母谷温泉14:30〜14:40名剣沢出会(テント泊)
2004年5月23日(日)名剣沢出会から登り5時間25分・下り2時間45分(休憩を含む)
名剣沢出会(850m)5:10〜6:40大型の亀裂(1400m弱)6:50〜7:20二又(約1450m)〜9:00岩門(約1700m)
〜9:40鞍部10:00〜10:35名剣山頂上
名剣山下山11:30〜鞍部11:50〜二又(約1450m)13:30〜14:15名剣沢出会15:10〜16:00欅平
撮影コメント:盛安
富山ハイキングクラブの会員でもある辻野さん・中田さんは今回の名剣山にて、「越中の百山」を完登されました。
百二十三座の内、二十座位の山々は登頂が難しく頭も体も悩ますとのことです。
その中でも名剣山は登山の賞味期限が限定され、辻野さんも2年前からチャレンジされ今年ようやく登れたそうです。
2年前の登頂を阻んだ祖母谷温泉へのトンネル
(デブリに埋まってたそうです) 名剣沢出会の水場、ここから名剣沢を登る(白馬への登山道も有り)

名剣沢には雪渓がしっかり有った(約850m名剣沢出会いより撮影) 落石だらけの岩峰群の中を歩く(約1200m) 奥に二又が見える

雪渓の横幅の半分を占めた大型の亀裂(約1400m弱) 亀裂の向こうに二又が見える、二又から右側へ行くこと

二又分岐より左又を望む(約1450m) 正面の岩峰の方向ではなく右側へ行くこと これが右又で、少し登ると細長い雪渓が見える。

二又を右側の雪渓に行くと毛勝山のボーサマ谷並みの急登がある。
細長い雪渓が上部まで続く (右又雪渓) しばらく進むと岩門が見えてくる。ボーサマ谷以上の登り!結構キツイ

本日の核心部分、岩門(中央の岩峰)の左側を進む(約1700m) とうとう壁になる!! 帰りの足場を作りながらの登りとなる(;-;)

岩門を越えた最後の急登(ジグザグにステップを切る) 鞍部より名剣山の山頂を望む、ここから30分程度のヤブこぎ

昨年5月はトロッコ電車が不通で欅平までは走っていなかった、名剣山の頂上は昨年誰も踏んでいないはず。
この山はこれまで何人の登山者が登っただろうか・・・? 訪れる登山者が極端に少ない名剣山。
登頂のみでも嬉しいのに2人は「越中の百山」達成の山となった。これは百倍は嬉しいことでしょう。
いよいよ頂上到着! 百貫山と双耳の岩峰が見える これまで見たことの無い方向からの剱岳を望む、

「越中の百山」完登!おめでとうございます。 <女性では初の「越中の百山」完登>
おわり(^^)/
名剣山につていは「自己責任」にて登頂をお願いします。
<登頂へのアドバイス>
@ 5月にトロッコ電車が欅平まで運行されており、しかも祖母谷温泉への林道(トンネル)が開通されていること。
A 名剣沢の二又よりは急登で、特に上部は壁になっており大変危険です!
B 雪渓にはクレパスが多くあり、積雪の状態で毎年違いますが、6月上旬が限界と思われます。
C 周りの岩壁はボロボロで、落石には十分注意し、天候が悪い場合は登頂しないこと。
D 熊の出没にも注意すること(雪渓に熊の便があった)。
E 上級の登山技術を有すること(残雪期の登山経験が豊富で読図能力があり、二又や岩門の位置が地図で把握できること)。
F 登頂の賞味期限は5月中頃〜6月上旬で雪渓の状態が良く、天候に恵まれること(幸運も必要です)。