富山ハイキングクラブ (自主企画)

南保富士(727m) 二王山(784m) 黒菱山(1042m)

2006年4月9日() 小雨→霞(濃霧)後曇、晴れ

メンバー
 L小川、SL波間、SP仲井、Ma浅野(弘)、菅田、川口、土地
コースタイム(仲井)
 滑川IC5:50→三峯G・P6:32→待機の後壷足で発7:45→スキー場、林道いずれも残雪→登山口(夏道)8:15→
 500mから残雪、薄ら新雪→南保富士頂上 通信施設点検作業中の管理者と会う、濃いガスで展望なし9:28→
 二王山10:02→851P(気温8℃)10:45→新雪15センチ超の山頂手前の細尾根からカンジキ着装→
 黒菱山12:20〜12:50(昼食)→13時過ぎから陽射し、復路に展望→851P13:34→二王山13:50→
 南保富士14:15→三峯G・P15:40→小川温泉展望閣で癒して帰途

 撮影&コメント(小川)



 黒菱山へは、夏道がなく、積雪期に大平から水上谷を詰めて焼山に至り、そこから尾根伝いに登るか、
笹川支流の大股谷出会いで笹川と大股に囲まれた尾根に取り付き直登するのが一般的だが、二王山
からスキーで往復する方法もあると言う。
今回は、南保富士までは、ほぼ夏道を利用し、南保富士から二王山を経て黒菱山へビストンを試みた。


 曇ないし晴れの予報であったが、三峯グリーンランドに着いても、みぞれ混じりの激しい雨だ。
70分余り車中で待って小康、念のため、雨具着装で発つ。登山口から標高500mまでは、道に雪はない。
頂上にある通信施設の保守に向かう作業者が先行しており、南保富士までは、それをトレースする。
我々を追跡するカップルもあったが次第に離れ、二王山から引き返したようだ。

   三峯ゲレンデから発つ               南保富士頂上はガス              通信施設保守の人(ご苦労さまです)
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 南保富士に至るころから、ガスが濃くなり、視界は、10m以下となる。ホワイトに近い。
どこがたかみかもはっきりせず、地図と照らした有視界歩行だけでは心持たない。GPSによる現地確認と
読図の繰り返しで進む。GPS2台の威力も絶大だが、複数による詳細で素早い読図が精度を更に高める。
視界がよくなった復路で、往路を確かめると忠実に主尾根を辿っている。幸い、新雪は浅く、頂上直下まで
壷足で歩を速める。

      入念な読図                  ルート探索の行方を読図しながら見守る後陣
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                   ホワイトの行軍、930m辺り               頂上近し、なおも続くホワイト進軍
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 頂上近くになると、雪がやや深くなり、セッピが北面に走る。尾根の左右近くに潅木を認めるが、細尾根の
隠れたクラックに、連続して腰まではまる事態もあって、ピッケルを突き、はじめてカンジキを履く。
スモッグは相変わらずだ。東西の稜線に直角、南の大地山に向けて走る黄砂で汚れたセッピで、
頂上と気づく。GPSで位置を確認するとドンピシャリだった。

    新雪を踏むとクラック          前夜の悪天を窺わせる風下に伸びた氷、頂上で
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                                               頂上の勇士
                          
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 13時を過ぎると下界の方からガスが切れてきて、黒部川・小川の各扇状地や日本海が輝くほどに、
復路行く手に展望が開けた。

霧が晴れて黒菱前衛911峯 13:10復路で    崩落したセッピ 911P近くで
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                   851Pを前にして下る 復路            でっかい二王山 復路
               
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 このコースは、南保富士までの2箇所の急斜(露岩だが、虎ロープ、潅木を利用すれば危険はない)を凌げば、南保富士
以遠は至ってなだらかである。夏道で南保富士頂上へは、1時間弱で達する。ここからの黒菱までの標高差は、315mに
過ぎない。天候、雪質などに好機を選べば、多少のピークは格好の目印、主尾根を誤ることは稀、歩きはハイキングだが、
周囲銀嶺の眺望は、アルペン的でさえある。課題は長駆、天変地異をどう診るかであろう。