富山ハイキングクラブ(自主企画)

マイカーで駈込んだ乗鞍岳(3026米)

2002年8月17日 曇り時々薄日、俄か雨

参加者:小川及び山の神. 

記録
上市駅6:45〜乗鞍スカイライン料金所9:35〜桔梗ガ原(広場から1キロ地点)
11:40〜徒歩で畳平バスターミナル11:55(俄か雨で畳平木道散策から一旦引き返して、昼食)
13:20再出発〜肩口小屋13:55〜剣ガ峰(3026)15:25、同発15:45〜富士見岳(2817米)
〜肩口小屋16:20〜バスターミナル17:10


短観
都合で後立山(針の木〜爺)縦走を中止にした。
「単独縦走はまかりならぬ」と我が山の神、乗鞍参拝を伺うと、
マイカーは今年で最後だから同道すると宣う。
料金所では、「4〜5時間の渋滞をご承知で、片道券をお求め下さい。」
とマイクが呼んでいる。案の定、畳平バスターミナルヘ3.5キロの地点
から一寸摺りになった。


幸い標高は2600米を越えている。低い雲で遠望は効かないが、
ガスは切れて薄日、附近の眺望は抜群、見頃の花も多い、時々車を乗降
して路側歩きをタップリ楽しむ。道路に近い側、左右、白くて細長い枯枝を
残す大群(ハイマツ)は、それでも生きとして活きる深緑の広大な背後の
ハイマツ帯を引き立てるモダン華道脇役としては見応えかも知れないが、
排気ガスの為とすれば痛々しい限りだ。


花はこれを和らげる。トウヤクリンドウが咲き出し、旬は過ぎているが
ウサギギクの群生は見事、紫のイワキキョウは至るところ知らず今が盛り、
イワツメクサの白さが際立つ。ヨツバシオガマ、タデ類も多い。
アキノキリンソウも咲き始めている。


畳平Pヘ1キロの地点、小さな駐車場(10台程度)から1台の車が飛び出した、
神さまの思し召し、頭から滑込んだ。1時間半を超すであろうところを、
歩き15分で広場入りする。分岐では長野県側(乗鞍エコーライン)も終末が
見えないつずらおりの渋滞、係員が岐阜県側と交互に車を誘導している。
昼下がり、畳平遊歩木道沿いの花見を楽しんだが、俄か雨、ターミナルに
引き返す。雨が止むと嘘のように、ガスが切れ時々陽射し。


立ち入り禁止(飲料水)の不消池ではハクサンイチゲ、シナノキンバイ、
モミジカラマツ、チングルマ(綿)、その砂礫ではアオノツガサクラも、
それぞれ花を終えている。  


スキーを楽しむ人はマバラだが、残雪少ない大雪渓が光る。肩口小屋に
近くの林道からは、朝日岳、蚕玉岳そして剣ガ峰の鳥居が、尾根通しに
見える。登山道、登山客は意外に少ない。左、道から数10米離れた尾根
筋の岩砂礫が白い、花を話題に歩を共にした緑の指導員に尋ねると、
その尾根筋は、コマクサが満開だと耳打ちする。
「入れないでしょうね?」と我が神様。
その代わり、桔梗ガ原(そのPから南進約30米)路側のもの(見逃し易い)
を教えた。


帰途、そこは西日、借景式、イワキキョウがコマクサ(十数株、移殖?)の
可憐なあでやかさを称えていた。
朝日岳分岐、権現池の青さに見惚れる、間もなくガス、ところ狭しの剣ガ峰
では15時を過ぎている。高天原まで行けば(40分)、コマクサの大群と知り
つつも頂上を後にする。雷が遠吠えする。富士見岳頂上まで12分で登降りし、
蛍の光がメロデーするバスターミナル(閉店17:30)を別れた。
スカイラインは名物のガスで
(視界20米弱だろうが、セカンド時速20キロでは0に近い)覆われる。
次の機会は,タップリ、花のウイークデイ、縦走を狙いたい。


ps.
畳平バスターミナルはじめ肩口小屋附近など総てのトイレは、
環境維持の為、有料(100円、水洗、ペーパーあり)です。
小銭を用意した方が良いでしょう。


以上