富山ハイキングクラブ(自主)
−−大 猫 山−−
2002年7月7日(日)
初夏の大猫山、大猫平に花の庭園を期待したが?
単独行(小川)
記録
馬場島からの林道、工事の為閉鎖,やむなく林道歩き40分。
白萩川取水口(何故か駐車10台弱)発9:50〜立山杉の巨木(標高1050附近、巨木が続く)
10:05〜1400米コブ、11:00〜1500附近のコブ11:45〜垂直な一枚岩(御影石)を下りる。
昼食後大猫平13:05〜大猫山14:07同発14:35小生が本日のラスト〜大猫平15:25〜
1500コブ(1枚岩)15:40〜杉の巨木17:40〜登山口17:45。
短観
上市駅から見る早乙女―剣稜線で雲が発生しているが、剣北方稜線がはっきりしている。
予報も良い。昼から回復すると確信して、遅出(8:25)ながら,山に向かう。
温帯性低気圧に変った台風5号の余波で、湿った南風が大日―奥大日―剣の稜線に当たり
霧や雲が盛んに発生している。大猫平までは、今にもドシャ降りになりそうに、時々来襲するその雲に、
雨具を装着したが、結局は、ボツリ程度、程よい強い風は、雨具での急登には、むしろ涼風だ。
花を期待した大猫平の地塘には雪が残り、イワイチョウも芽が出た程度、チングルマとイワカガミが
多少咲き出している。ハクサンコザクラ、マイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ミツバオーレン、カラマツソウの
ほんの僅かが咲いているに過ぎない。ベニバナイチゴは満開。ホンシャクナゲは蕾のまま。
家庭風呂のような深い小さな池塘には、無数のオタマザジャクシがブチブチと水をはじいている。
扁平な頭蓋骨と脊椎を池の外に残す10センチほどの爬虫類白骨は、池の主であったカエルのもの
であろうか?それにしても大きい。
大多数の大きな池塘は、スプーンカットの雪が残り、踏跡は不鮮明、トラバースするが登山道への
取付きを見つけるのに、多少苦労する。霧が濃ければ、ホワイトアウト、ブッシュに迷う事にもなり兼ねない。
この平で、下山の3組6名に三々五々に合う。大猫山頂上では、風が北に変り、陽も雲間に照らす。

剣頂上附近で霧が発生してはいるが、新緑と残雪、山稜の眺望は360度絶佳、毛勝3山、五竜、
鹿島槍の双耳峰、早乙女―大日―奥大日―剣稜線、早月小屋などもくっきり。赤禿山に向かう
左右の仙人谷雪渓の方が、剣頂上に向かう左右の股谷の雪渓よりも大きく見える。
山道の1400及1500米附近のコブからは、逆に股谷雪渓の方が大きく見えたのだが。
ところで、この山は、殊の外、登り降りが厳しい。
昨年秋よりも登山道が、程よく踏み固まって、虎ロープや刈込みで整備されているが、急坂に変りはない。
今回は単独でもあり、特に、下りを慎重にした(休憩昼食を含めて登り大凡4時間20分、下り3時間半)。
反面、猫又山を登り降りできれば、バリエーション ルートを除いて、夏道が鮮明な殆どの夏山は登れる
のでなかろうか。技量、体力など身のほどを手軽に推し量れる格好のルートの一つと心得た。
以上