富山ハイキングクラブ 自主企画
大地山 (1167m、朝日町)〜黒菱山 (1043.4m、朝日町)
2008年3月22日(土)、快晴
参加者6名
L小川、SL波間、SP藤沢、菅田、西田、久保田
コースタイム:小川
上市役場6:00→夢創熟7:20〜25→638P8:45→796.5P9:15→鍋倉山9:35→大地山11:25〜12:00→1007P13:10→
黒菱山13:30〜40→911P13:55→851P14:30〜40→荒戸谷林道終点16:05→夢創熟17:20

撮影コメント:小川
今日は快晴、絶好の登山日和、虎ロープ連続の杉林を過ぎても、急登は続く。
大地山辺りで雪洞泊まりして初雪山を目指す「黒部のシュンちゃん」グループは、荷が重そうだ。
彼らを追い抜く。450m辺りから雪、雪は適当に締まっており、壷足を続ける。
小川ダムからの分岐796Pを軽くとばす。鍋倉山標識は雪の中、僧ヶ岳、駒、毛勝と続く稜線の
奥に劔が顔を出す。大地頂上が前衛ピークを連ねて、はっきり現われる。
朝日、初雪が切迫してくる。950mあたり、心臓破りの登りに備えて、カンジキを着装する。
ピーク又ピークを喘いで、大地山の広い頂上、空気が澄んで、360度の眺望は格別だ。
犬、白鳥山、白馬、旭が絶景加わる。初雪山へのルートは、例年に較べると良さそう、適期のようだ。
杉林を過ぎても急登 ピーク又ピークの頂上 鍋倉山から 大地への急登始まる。950m辺りから

劔(最奥左)も顔を出す

大地頂上で、初雪山をバックに

遠望に頼れば、大地以北のセッピは、先端が崩れて安定しているように見える。
今日の目的はセッピの状態を探り、来る黒菱〜大地の縦走に供えることだ。気になるのは、
大地頂上からの急斜(斜度、37.5度)下降とそれに続く、長くて細い尾根のセッピの連続だ。
これは現地で、具に確認せざるを得ない。
「ツエルト」、「ロープは?」復唱して、装備をお互い確認する。大地だけなら2.5万図2枚で
事足りるが、全員が荒戸谷に下る分の2枚も併せ持っている。誰と彼と言うこともなく、
各自が先々の稜線を地図と睨み合わせている。GPSも万全だ。
細尾根を通過できれば、荒戸谷に下ることにして、復路を取る。
黒菱までのトップを、藤沢さんにお願いする。雪は腐っている。段を切って慎重に最初の
急斜を凌ぐ。大地頂上からは、セッピが接近しているように見えた細尾根も西面に木々が生えており、
安全に通過した。みなも乗り気、荒戸谷行きを決断して告げる。
無事下降した急斜 頂上直下に大きなセッピ セッピを確かめる波間さん

続いて細尾根のセッピ、最奥は黒菱山 間隔をとる隊列、後続を見守るトップ 無事通過したセッピ、左に大地山、1007P直前で

セッピと大きく迂回した足跡
1056Pは、細尾根に気がとられ、いつの間にか通過したが、安全地帯、1007Pからは、
幻の山頂を幾つか越えている。
黒菱からはお馴染みのコース、菅田さんにトップを譲り、2番手の小川が追認する。波間さんが、
先陣から、かなり間をおいて後続し、GPSで足跡の行方を慎重に再確認するから安心だ。
黒菱直下の下りは、例年のように、左右から、引張られた亀裂が走っている。一昨年であろうか、
雪に覆われたこの亀裂に落ち込んで身震いしている。
遠くて良く来たもんだ、黒菱間近で 劔も漂う霞の上、黒菱頂上で

黒菱山頂で

851Pからの細尾根を左折して荒戸谷へ

851Pから尾根は、二王山に北進する尾根と西進する細尾根に分岐する。この細尾根は
幅1m未満、北面が急角度に落ち込んでいる。事あれば、潅木のある南面に逃げる心構えで、
バランス良く50mほど進むと、昨暮、荒戸谷からのルート下調べした折に、目印につけた
赤テープを見つける。ここからは左折して南進する尾根を下る。
この尾根は何らかの管理用に軽く下刈されているし、赤ペンキされた木々が要所にある。
問題は、林道終点近くの杉林管理用作業道痕跡への突入だ。
この管理道はアブト式線路のように、スイッチバックしながら、痕跡しか残っておらず、
不連続に下の道から更に下の道に降りねばならず、どの道が林道終点に最も近い下の道か
分かり辛い。「地元の人でも迷い易い。」と夢創熟長、長崎喜一氏も語っている。
1時間強、林道を歩きつないで夢創熟に着く。夢創熟では、ゴマ、小豆などをまぶした三色の
「おはぎ」の差し入れがあって、お互いの無事を噛締めている。