富山ハイキングクラブ (自主企画)

西新山(1110.3m富山市八尾・細入)

2006年3月16日(木) 曇後雨

L波間、SL小川、SP藤沢、菅田、浅野(弘)、土地

コースタイム(波間)
 大沢野役場7:10→常虹の滝入り口7:30〜7:45→大亦峠下台地(515m)9:25→大亦稜線(830m)着10:50→
 大亦峠(730m)11:15→西新山途中ピーク(880m)11:55→頂上(強風のため直ちに下山)12:50→
 下って1060mで昼食13:10〜13:40→大亦峠14:20→大亦稜線下り(830m)下り道の踏み跡を見失い迷い時間含む
 14:45~15:10→大亦下台地16:45→常虹の滝17:50→大沢野役場18:10
撮影(菅田)&コメント(小川)



西新山は久須川と猪谷川の分水嶺の山であり、積雪期のみは、1)洞山から縦走、2−1)桐谷或いは2−2)
猪谷(常虹の滝入り口)から林道を利用して各々の林道の中途まで入り、それぞれ大亦峠を経て登るコースが挙げられる。
2−2)のコースは、峠までのアプローチは最短であるが、大亦下台地から峠への稜線に到達する地点(標高830m)までの
標高差250m、特に標高700mを中心とする痩せ尾根(最大斜度38度)が手強い。
当日は、常虹の滝への林道入り口から、 直ちにカンジキを着装したが、猪谷川に沿って伸びる林道のはじめなどは一部を
ショートカット、爽やかなせせらぎのしらべにのせて、林間を進む。終点の大亦下台地までは、対岸(右岸)に聳える大きな
山体の大高山を眺めつつ、高度を稼ぐ。

           常虹の滝林道入り口                  猪谷川                林道、林間を往く
      saishin2620.jpg    saishin2625.jpg    saishin2626.jpg
寸前で止まったあー、オイオイ!
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大亦下台地の杉林を越えた辺りからは、急登、細尾根の東面は、雪の急斜面の至るところ、多段に皺が走り、潅木もまばら、
深い谷底に向かう。西面は、潅木はあるが切れ落ちている。江戸の昔は、飛越の関所を避けた間道がここにあったというから、
険しさが偲ばれる。

      台地の杉林を過ぎれば、早くも急斜それも序の口          至るところに段差(650m)
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洞山及び961m峰からの稜線と交差し、傾斜が弱くなる標高830m地点で、この稜線に、壁土むき出しを駆け上がり、
峠まで下る。峠から杉林沿いに、ピークを挟んで丹念にたかみをとると、杉林は開けて、ブナ2次林の細長い台地に出る。
そこを南西に100m弱進むとブナに赤テープが吊るしてあり、GPSでほぼ頂上(三角点)と確認する。身を切る寒疾風に
堪らず早々に立ち去る。

       961m峰、頂上直下で                           頂上で
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峠からの帰途、2度のハブニング、一つは、先頭が往路の足跡が消えたと錯覚して、960m峰の方向へドンドン行過ぎた。
各々の徘徊を戒めて戻り、往路の特徴ある壁土上りの足跡を認めて復路を得る。二つは、大亦下台地に向かう雑木も
まばらな斜度、38度超、ここは、1)ロープが細すぎて効きが悪いと、Lが指示してクルージップ下降を断念、2)ロープで、
一人づつ確保しておろすことにしたものの、3)ロープをリードして下げ、4)リード者のピッケルもろともロープを引き揚げた
ところで、5)転倒の恐れもあると予定を変更、深く切れ落ちているが雑木緻密な尾根直下の西面壁を、要所はロープ、
雑木に掴まりながら緩斜面まで降りることにした。然し、6)声通しが悪く、リード者を不用意に孤立させた。
幸い、リード者はベテラン、キックステップ、フリーで残りの急斜を緩斜面まで降りる。


他の者は、痩せ尾根、急斜下降を森石山(3月5日)で経験しているが、往路の登り、7〜8分であったが、
ここ(標高720m付近)は慌てず、37分費やして降り、リード者に合流した。台地から常虹の滝入り口まで、
林間を戻る至福は、格別であり、WBCの王ジャパンではないが、山では、「一緒に登る」と言うスタンスを全員で
共有する(岩崎元郎、登山不適格者、NHK出版)大切さを噛締めた一日でもあった。
とやまHC一般には、この時期、このルートでは、ピッケル、クルージップ可能なサイズのザイル持参で、熟練者同行を奨める。