富山ハイキングクラブ (会企画)

2001年

山 行 日 付

行 先

企画区分

SL

参加数

9月22日〜24日

北沢峠ベース登山
  (仙丈/甲斐駒)

会企画

盛安

今村

10名

参加者

L盛安 SL 今村(光)、小川、前野(立)、久保田、浅野(弘)、岩崎、平野、高橋、今村(和)

天候:快晴

(長野県・山梨県 標高2967m3033m)
地形図2万5千「甲斐駒ヶ岳」

その他、北沢峠にてキャンプ2泊

感想記録:小川 ・ 撮影:今村、盛安

甲斐駒、仙丈は、360度の見晴台、山、山、そして山…

立山の初冠雪を報じた直後であり、放射冷却で空中の水分も霜柱に封じこめた快晴の23日、
ややカゲロウの24日、「年に数えるほどの好天」と北沢峠(2000米)へ、標高差1000米を
登り下りする村営バス運転手達の異口同音も頷ける。


北沢峠を境にして対峙する仙丈甲斐駒一方は砂岩、堆積岩を氷河が削った直下
からのカール平原を持ち、他方(甲斐駒)は花崗岩性で峰が鋭い。両者の頂上からは、北岳を
前衛邦と錯覚するような冠雪で晃る富士が近く、長い裾野(仙丈から左、甲斐駒からは左右)を
引いている。


甲斐駒からは、白い岩肌の地蔵、観音、薬師の鳳凰三山も従えている様に見える。
両方の頂上は、360度の見晴台、南ないし南東は、甲斐駒、鋸に連なる鳳凰三山の駒ガ岳山脈系、
小太郎山、北岳、間ノ岳と続く白峰山脈稜線が切迫。仙丈に連なる塩見岳の赤石山脈系も近い。


北には、木曾駒、その後に御岳、その又後の連なりは北アルプスの遠近景、白山、乗鞍、焼岳、
笠、穂高連峰〜槍、爺(南、北峰)鹿島槍の双耳、大きく見える五竜、白さが際立つ杓子、そして
白馬、妙高、火打、台形で峻別できる苗場山までも眺望できた。甲斐駒の後ろ左は、八ガ岳が
赤褐色ですぐそこ。ところで、越中の立山は、竜王と合わせて台形に見える。ご自慢な筈の黒い
三角形?は辛うじて剣?と疑う。3000米級が多いのこの辺りからは、寸足らずのようだ。




2001年9月22日() 入山のみ
感想記録:小川・撮影:今村)
 6:30 富山市発、7:00 大沢野町で合流、9:30松本から中央高速、伊那ICで降り、
 11:12分に伊那市駅についた前野氏を合わせ、近くのスーバーで食材を追加、12時過ぎには、
 仙流荘に着く。

  <仙流荘バス停より鋸岳を望む>                           <長衛荘>
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12:40 長谷村村営の臨時バスを仕立て、13:20 北沢峠バス停から10分の長衛荘テント場に着く。
この時期にしては、テントが多いのだそうだ。
料理はテキバキ組の速いこと。外は底冷えする寒さ、満天の星座だが、我々の昼の部と夜の部に
峻別あろう筈がなく、キャラによる適当な生臭さも加わり、尽きない話題で温かい。

                           <楽しい仲間に、乾杯!>
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2001年9月23日() 仙丈岳
アタックメンバー: L盛安 SL今村(光)、小川、前野、久保田、浅野、岩崎、平野、高橋、今村(和子)
(感想記録:小川・撮影:今村)

5:00 起床、作業用テントの霜を振払うと溜まる大寒。7:00テント発、荘に近い方の登山口を採る。
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                                         <仙丈の五合目より甲斐駒を望む>
7:40 二合目、小太郎、北岳と続く稜線、アサヨ峰が朝日に輝いて見える。
8:15 三合目、鋸〜甲斐駒の稜線鮮やか。8:30 四合目、
8:50 大滝頭(五合目、藪沢小屋、馬の背ヒュッテへの分岐)

9:30 森林限界が終わり、ハイマツに変わる平(2780)、森林限界が2750を超えている。
この近くまでシラビソの原始林。まだウラジロナナカマドが現れ(北アルプスでは、2300程度)
今朝の霜でオジギソウのように萎れている。霜柱(約5センチ)を踏む。

       <鳳凰三山と富士山>                           <小仙丈をバックに>
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2800を越えた地点で大きな赤い実、照る葉のタカネナナカマド、非常に少ないが目立つ。
甲斐駒の森林限界は、標高でほぼ同じだが、白い崩壊ザレの多い地肌が急に顕れ
(ハイマツ帯が少ない?)奇異。10:25 小仙丈岳、11:10 仙丈小屋分岐、稜線の両面
が黒部五郎のカールを縮図にしたような頂上直下からのカール、殊に、小屋側は、今はなき
夏の花が見事だろうし、巻き道は、花街道でなかろうかと夢想。紅葉はいまだ。

                              <仙丈ケ岳山頂>
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11:50 満員の頂上、12:45タップリと満喫して発、13:05 仙丈小屋への分岐、
13:55 平な地点(2780)、14:30 大滝頭、14:55 三合目、15:20 テント着、
私的ながら、二合目辺りでテント場まで雉を追って、告げが悪かった?と衆目の規律違反、
小生の赤鼻は、陽のせいでなく赤恥のせい。 皆さんも、特とご用心。



2001年9月24日() 甲斐駒ガ岳
アタックメンバー: L盛安 SL前野(立)、小川、久保田、浅野、高橋 
(感想記録:小川・撮影:盛安)

 4:00 起床、5:10一昨夜の冷込みで寝不足、体調不全だった人も、ペットボトル即製湯タンポ、
暖かおにぎりも加えた親切?で「大丈夫よ」と元気、薄明かり、ライトで出発、L盛安(最語尾)、

   <テント場を出発>
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昨日まで居残り表明していた前野氏、局所筋肉痛は、実は都会ストレスのせい?リード役で先導、
5:45 仙水小屋、6:35 仙水峠、7:50〜8:00 

  <仙水峠にて摩利支天を望む>
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                                     <白い岩の甲斐駒>
駒津峰(人人、人)、8:40大きな岩石の六方石、廻り道一般コースとの分岐に近い。
直登コースを採る。このコースでは、極く初歩的ながらフリークライミングを2〜3個所で味わうが、
冨山HCの皆さんには懸念無用で楽しみの一つであろう。

   <甲斐駒の直登コース>
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                                                   <富士山と北岳>
一般道は、2〜3、渋滞している。9:30 頂上、テント場に無線届かず。
                        <甲斐駒の山頂にて>
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頂上10:00発、廻り道を採る。
10:20麻利支天への分岐、この辺りから無線が通じる。団体客のガイドが、往復路のバラバラ客を
待っているのであろうか、分岐辺りで、旭日旗を振り回している。客商売とは言え気の毒。
10:40 六方石、 11:15〜30 駒津峰 12:05双児山(2649)、13:35 テント着。


テント撤収済み居残りの皆さんが、用意してくれたビール、心の細やかさも加わり、実に美味い。
14:40 臨時便のバスに乗車、蒲郡を午前二時に発った仙丈(甲斐駒?)日帰り組の塾年が、
昨週は途中の雨で果たせず、今日は、然も、妻と一緒に果たしたと口舌満面の笑顔。
15:30 仙流荘着、16:10 荘の鉱泉でサッパリして発つ。
 途中、茅野駅で前野氏と再開を誓い、諏訪SAで会食するなどして、22:10冨山市着。



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