富山ハイキングクラブ (自主企画)

 剱 岳 北 方 稜 線
 剱岳―池の谷ガリー三の窓ー小窓―池の平>

2005年8月26日(金)〜28日(日)

メンバー
 L佐伯元信、小川、深田(剣山荘で飛び入り)

コースタイム
第1日 曇時々霧雨
 立山駅13:00→美女平13:07〜13:20→室堂14:00〜14:20→剣山荘17:20
第2日 曇時々霧
 剣山荘6:05→一服剱6:35→前剱7:30〜40→剱岳頂上9:30〜10:00→左股コル10:40→長次郎の頭(急壁ロープ確保、シュリンゲ残置支点あり)
 11:35→池の谷の頭11:40→池の谷乗越し12:00→池の谷ガリー→三の窓12:50〜13:10→小窓の王テラス(南壁)13:35→
 勾配40度を超える雪渓5m(クルージップほか、アイゼン&ピッケル)→小窓16:00〜16:20→雪渓→登山道取付き17:00→池の平小屋17:25
第3日 晴後くもり
 池の平小屋6:00→仙人池との分岐6:30→二股7:40〜55→三の沢雪渓(崩落)8:50→真砂沢ロッジ9:10〜30(ここからLと別行動)→雪渓9:55→
 長次郎谷出会い10:10→平蔵谷出会い10:30→滝(武蔵谷出会いから下がった)で登山道11:05〜20→剣山荘への分岐12:15→剣沢小屋12:30→
 剱御前小屋13:30 (cf:Lのコースタイムは驚き: 真砂沢ロッジ→分岐→剣山荘11:30→剱御前小屋12:30)
 →雷鳥沢14:30→室堂15:30〜16:20→立山駅17:20
撮影&コメント:小川



 3年越しの希望がかなった。5名の予定であったが、雑穀谷での事前訓練(8月13日、堰堤及びAフェース)を、
改めて是非にとお願いした段階では、2人だけになった。
 「立山の3代目平蔵と
日本百名山(A5版465頁、新風舎、2005・9・5)」を出版したばかりの平蔵を独占する
のは、恐縮なことだが、小生にとっては光栄の至りだ。訓練で大丈夫と仮免を戴き「有難う」と言ったら、「成功して
からにして下さい。」と実直な諭し。剣山荘で、上高地から入山し槍からテント縦走してきたと言う千葉の若者が、
剱岳登頂以降の予定をどうしようか悩んでいる。剱岳そのものもはじめてらしいが、北方稜線についても良く調べ
ている。「深田です。紹介させて下さい。」マナーの実にいい好青年だ。ピッケル、アイゼンは持ち合わせていないが、
我々のものを旨く融通することにして、「喜んでもらえるのがいちばん」と平蔵が誘う。縦走を北方稜線、しかも平蔵
のガイドで有終の美を飾れる2重の喜びに、夜は眠れなかったと言う。成功の記念に、平蔵がサイン入りの初版本
を渡すことにしたのは言うまでもない。

                     剣山荘で飛び入り、メンバーは3名に
          
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     混雑する剱岳への鎖場                        剱岳、別山乗越に戻って
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 さて、本番を画像入りで述べたいところだが、肝心の愛機を剱岳新三角点(2999m)に置き忘れている
  (幸い、我々とは反対の池の谷寄りに長次郎の頭から剱岳に向かうパーティに遠く声かけて、回収を頼み、帰路、剣山荘で受け取る)。
池の谷の頭で、一瞬霧が晴れて、目の前に八ツ峰、チンネ、小窓の王の鋭い岩峰群が走馬灯のように顕わ、
なんとも言えない迫力。八ツ峰の頭直下を左に回りこんで暗い岩溝、池の谷ガリーをおそるおそる下る。
三の窓で小さく座る。小窓の王がそびえ、ジャンダルムが迫る。
北方稜線の模様は、3代目平蔵がカメラワークよろしく、深田青年撮影の写真も加えて、四季の道10月号で
詳しく述べるので、ここでは予告編に留めよう。